ペプチド合成のT.K.Craft
ポリクローナル抗体・モノクローナル抗体の受託作製ならティー・ケー・クラフト。
抗体精製・標識、抗原カラム作製、腹水作製、細胞培養、各種動物血清も扱っております。

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Q & A

抗ペプチド抗体作製

ペプチド合成から抗体作製までの一貫した受託は引き受けてくれますか?   はい、承っております。ペプチド合成の際、配列をご連絡いただければ、正確なお値段と納期をお知らせいたします。

合成したペプチドを抗原に抗体を作りたいが、どの位の長さのペプチドを合成すればいいですか?   合成する長さは、10〜20残基程度をお勧めしております。また、 弊社では抗原性のチェックを無料にて行っておりますので、配列のご選択にお困りでしたらご相談ください。

抗原用にペプチドを合成する場合、精製度はどの程度が良いのですか?   抗体を作製するのでしたら、それ程の精製度は必要ございません。弊社では合成する際に70%精製程度をお勧めしております。

ウサギ1羽を免疫するのにどの程度のペプチドが必要になりますか?   ウサギ1羽あたり2〜3mgのペプチド量で、免疫からアッセイまで行えます。

キャリア蛋白を結合してくれますか?   はい、承っております。弊社でご用意してあるキャリア蛋白としてKLH、OVA、BSA等がございます。

キャリア蛋白と合成したペプチドを結合する場合、どの様な方法が望ましいですか?   弊社ではMBS法をお勧めしております。ただしこの場合、システイン(Cys)が必要になりますので、ペプチド合成の際にN末端もしくはC末端に1つだけ導入してください。選択された配列中に予めCysが含まれている場合は不要です。

キャリア蛋白と結合させる場合、どの蛋白がよいのですか?   弊社ではKLH、OVA、BSA等揃えておりますが、抗体価の上昇率、抗体作製後の事を考慮した場合、KLHをお勧めしております。実際にはお客様のご自由にご選択ください。価格につきましては、どのキャリア蛋白でも同額で実施しております。

抗原として合成したペプチドを用いた場合、ネイティブな蛋白との反応性はありますか?   私達の経験的な意見になりますが、ポリクローナル抗体の場合はほとんど反応するはずです。ただ、構造的に蛋白内部に隠れている場合は反応しにくくなっています。また、モノクローナル抗体の場合、融合後の早い時期にネイティブ蛋白でのアッセイをお勧めいたします。

合成したペプチドを抗原として免疫を行った場合、アッセイはどの様に行うのですか?   通常、ELISAでのアッセイを行います。この時の固相化抗原には、キャリア蛋白を結合させていないペプチドを用いますので、キャリア蛋白に対する反応は測定されません。

合成したペプチドを抗原として免疫を行って、アッセイは蛋白で行ってほしいのですが可能ですか?   可能です。ただしこの場合、合成時に選択したペプチドの配列部位によっては高力価の抗体が得られない事もございますので、配列選択の際にご相談ください。弊社にて、抗原性の検定を実施致します(無料)。

MAP法での免疫も可能でしょうか?   はい、承っております。この場合の利点としてキャリア蛋白に対する抗体ができないことがあげられます。ただし、作製の方法によってはご希望の抗体価が得られない場合もございます。出来るならば、キャリア蛋白を結合したペプチドをお勧めいたします。

モノクローナル抗体の抗原として、合成したペプチドを用いたいが、大丈夫でしょうか?   可能ですが、融合後のできるだけ早い時期に蛋白との反応性を検討した方がいいと思います。ただし、ペプチドに反応する抗体でよろしければ、ELISA用抗原には精製純度の高い物をご用意ください(90%精製以上)。

5塩基のペプチドを合成して抗原としたいが、抗体は出来ますか?   過去に数塩基のペプチドに対する抗体を作製した経験はございますが、やはり特異性の点で問題が出てしまいました。出来るならば、10塩基以上の配列をご選択ください。